なかおしくん(@nakaoshikun)です。
スパイキー新作のスマスロ、東京喰種(トーキョーグール)が登場しました!
正直、全く期待していなかったのにかなり面白い。(辛いですが)
実際に新台とは言え、ものすごい稼働しています。
初打ち前にデータをまとめるのをルーティンにしていましたが、
ついうっかり座れて打ってしまったので、いつもよりも精度が高いかもしれません。

CZ初当たりゲーム数(低設定)


本機には、「レミニセンス・大喰いの利世」の2種類のCZが搭載されています。
データ上はどちらに当選しているかは判別できませんので、合算確率で見ていきます。
まずは低設定群から。




以下、見えてきたことを整理していきます。
(1)【100Gー150G】ゾーンが最も当選しやすい(CZ初当たりの約20%を占有)
ここは6種類ある通常モードの内、通常Aを除くモードのチャンスゾーンにあたり、
113G前後で発生する前兆経由での当選が最も当たりやすい結果となっています。
ここが最も当選しやすいということは、ATやCZ終了時の通常B以上割合がそれなりにありそうです。
(2)【200Gー250G】ゾーンが次点で当選しやすい(CZ初当たりの約11%を占有)
このゾーンは通常Bを除くモードのチャンスゾーンにあたります。
通常Aが最も滞在しているでしょうから、大半は通常Aのチャンスゾーンとしての当選を想定するのですが、
初当たりの11%ってちょっと数字が低くないですかね?
(3)【50G-100G】ゾーンでもそれなりに当選しやすい(CZ初当たりの約11%を占有)
ここは、チャンス・天国準備・天国のモードにおけるチャンスゾーンになっています。
占有率的には、通常Aの最初のゾーンと同等くらいにはヒットしています。
(4)CZ初当たりの占有率80%超になるのが450G
2回目の通常Aチャンスゾーン(400G)に到達するまで、CZ初当たりの占有率が80%を超えません。
恐らくですが、低設定群は通常Aの滞在頻度が高く、その影響があると考えています。
レア役によるCZ当選もあるためか、ゾーン自体がそこまで劇的に強くはないように見えます。
250G抜けたら普通に天井(600G)持って行かれそうです。



CZ初当たりゲーム数分布(高設定)


本機には、「レミニセンス・大喰いの利世」の2種類のCZが搭載されています。
データ上はどちらに当選しているかは判別できませんので、合算確率で見ていきます。
次は高設定群のデータです。




以下、見えてきたことを整理していきます。
(1)【100Gー150G】ゾーンが最も当選しやすい(CZ初当たりの約24%を占有)
傾向自体は低設定群と変わらないですね。モードA以外のチャンスゾーン(100G)で当選しやすい。
ただ、5%ほど占有率が増加しているため、高設定ほど100Gゾーンで当選する傾向になると考えます。
(2)【50G-100G】ゾーンが次点で当選しやすい(CZ初当たりの約18%を占有)
低設定と異なるのはここです。
チャンス・天国準備・天国モードにおけるチャンスゾーンで当選頻度が高くなっています。
天国ループもあるようなので、そこも設定差があって寄与していそうです。
ありきたりですが、高設定ほどモード移行が優遇されていると判断しています。
(3)【200Gー250G】ゾーンも当選しやすい(CZ初当たりの約11%を占有)
このゾーンは通常Bを除くモードのチャンスゾーンにあたります。
通常Aの当選ゾーンとしては変わらず弱めな気がしています。
(4)CZ初当たりの占有率80%超になるのが350G
(1)、(2)のおかげで低設定よりもCZ初当たりの占有率80%超となるタイミングが早くなっています。
その一方で、150G以降の傾向は低設定と変わらないように見えます。


モード優遇はされているが、モード内の当選ゲーム数の抽選は設定共通となっている可能性が考えられます。



AT初当たりゲーム数分布(低設定群)


ATの初当たりは設定によって、1/261.3~1/394.4と設定差があります。
CZにおけるヒキにも左右されそうですが、それを踏まえて初当たりゲーム数を見ていきます。
以下は低設定のデータです。




重てえ!!!
サンプルデータ上はAT初当たりが1/440(設定1:1/394.4)となっているので、
若干ヒキ弱データですが、これは重たい。
CZレミニセンスが当選確率約52%とのことですから、50%を制さなければこうなるんでしょうね。
AT間1,200GがAT天井となっていますが、5%もあります。
10%で1,000G超。やべえ台だぜコイツは!
AT初当たりゲーム数分布(高設定群)


ATの初当たりは設定によって、1/261.3~1/394.4と設定差があります。
CZにおけるヒキにも左右されそうですが、それを踏まえて初当たりゲーム数を見ていきます。
以下は高設定群のデータです。




高設定群でも、AT区間天井1,200Gは出ます。
CZ中のヒキにもよるんですが、80%で600G以内にAT当選。
ただ結構な率でATも駆け抜けできるので、ヒキ次第では高設定でも右肩下がりのキレイなグラフになりますね。



初当たりAT直撃率について


初当たり時にCZではなく、AT直撃となるパターンがあるようです。
設定差が良く出るポイントのため、こちらもデータを確認しました。
推定設定群 | 発生確率 |
---|---|
低設定群 | 1/7931 |
高設定群 | 1/4198 |
低設定群と高設定群でおおよそ倍の発生率に差が出ています。
信頼度は低いのですが、CZ当選確率ベースで設定差を見てみます。
推定設定 | 発生確率 |
---|---|
1 | 1/8422 |
2 | 1/7580 |
3 | 1/7058 |
4 | 1/4400 |
5 | 1/4653 |
6 | 1/3718 |
設定5推定の数値がなんとも言えませんが、
設定4以上はAT直撃しやすい(推定1/5000~1/3800)と想定されます。
とりあえず1回見たら、設定4以上を疑えて、2回以上は高設定を信じられそうです。
ヒキ次第では、設定1でも1日に複数回引けそうな確率なのが怖い所ですが。



データから見る設定差の総括


高設定の見極めとしては、以下ポイントが効果的だと考えています。
(1)初当たりの50%が150G以内であること
高設定はモード移行が優遇され、初当たりの20%は100G以内の当選(恐らく天国モード)となる傾向が見えます。
天国に飛ばずとも、チャンスモード以上が頻発するようであれば、高設定と疑ってかかってよいと考えます。
(2)AT直撃を1回以上確認していること
AT直撃は、低設定では1/8,000、高設定は1/4,000程度で発生するデータとなっています。
1回だと若干疑わしいですが、2回以上引ければ高設定を信じてもよいかと思います。
ただ、高設定でも右肩下がりになるグラフを描くことが多く、
出玉伸ばすにはそれなりの投資が必要となる台なのではと感じています。
一方で、その投資を回収できるイメージも沸くため、良い意味でギャンブル台に仕上がっていますね。また打ちたい。




